オンラインカジノ入門

オンラインカジノの合法性と安全な遊び方-現状と注意点を詳しく解説

オンラインカジノの合法性について

オンラインカジノは違法?合法?
▲ オンラインカジノは違法?合法?

オンラインカジノは違法か合法かは、オンラインカジノのプレイヤーにとって一番気になるところです。IR法案(カジノ法案)が可決されてからは、ネットカジノは合法になるのか、オンラインカジノに関する法整備がなされるのかが注目を集めていました。しかし、2022年のコロナ給付金の誤送金事件以来、逆にオンラインカジノの違法化が国会でも議論されるようになりました。

ここでは、オンラインカジノやオンラインバカラ、スポーツベットの合法性を検証するため、賭博罪などの日本に既存する法律や、過去のオンラインカジノのプレイヤーが起訴・逮捕された事例を確認し、どうすれば安全にオンラインカジノを楽しめるかをわかりやすく説明します。

オンラインカジノの合法性はどうなのか?

オンラインカジノは違法?合法?

オンラインカジノの違法性については、公的機関からカジノライセンスを取得し、政府や各自治体の許可を受けて運営しているオンラインカジノは合法だといえます。当サイトの各カジノのレビューにはカジノのライセンス情報を載せていますが、ライセンスを合法的に取得・保持しているネットカジノは違法ではなく、合法的に運営されています。

例えば、ベラジョンカジノはキュラソー政府発行のライセンスを取得し運営しているため、合法です。ベラジョンカジノ自体に違法性はありません。

オンライン賭博の違法性が問われるのは、賭博が違法とされる日本で日本のユーザーがオンラインにてギャンブルをするという行為に焦点が当てられています。つまり、ここで問われるのは、オンラインカジノ自体の違法性ではなく、海外のオンラインカジノで賭けることが日本の法律に触れるのかという点です。ここに適応される法律は今のところありません。そのためグレーゾーンという表現がされています。

オンラインカジノと合法ギャンブルの比較

日本には競馬やパチンコなど、公認され合法的に行われているギャンブルが存在します。ここでは、日本のギャンブルに関する法律を確認し、オンラインカジノと他のギャンブルを比較することで、なぜオンラインカジノを日本でプレイすることがグレーゾーンに当たるのかを検証していきます。

日本で合法的に賭博できるのはなぜ?

日本には賭博を禁止する刑法185条があります。「賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処せられる」(刑法185条本文)と明記されています。しかし、この刑法には但し書きがあり、「一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは」罰しないと規定されています。つまり、金銭を賭けなければ、賭博罪には問われないと解釈されます。

どうして競馬は合法?

競馬が合法なのは、日本には競馬法というものがあり、この法律によって競馬は許可されており、厳しく規制されています。この法律には、競馬の入場料から、競馬の開催回数、各地方で許可される競馬場の数などが細かく明記されています。これによって競馬は特別に許可されている反面、規制されています。

どうしてパチンコは合法なの?

どうしてパチンコは合法なの?
▲ どうしてパチンコは合法なの?

パチンコは、カジノのスロットマシーンに似ているにもかかわらず、特定の法律は存在しません。パチンコが賭博に当たらないのは、三店方式という合法の営業形態をとっており、パチンコ店は出玉と交換に客に景品を渡し、客は換金所で景品を現金化し、景品問屋がその景品を換金所から買い取りパチンコ店に売りつけるという形態をとっています。これによって、パチンコ店は景品を渡すだけで現金を渡していないため、賭博罪に当たらないとされています

★ 関連情報:オンラインパチンコ完全ガイド

オンラインカジノをプレイするときに気を付けたいこと

▼ オンラインカジノをプレイする際にはいくつか注意点があります。

信頼性の高いライセンスを取得しているか

オンラインカジノを選ぶ上で重要なのが、信頼できるライセンスを取得しているかどうかです。Casinoinjpnで紹介しているカジノは全て、マルタのMGA、英国、ジブラルタル政府、キュラソーなどの信頼性の高い公的な機関からライセンスを取得している合法カジノです。ライセンスを取得せずに違法に経営されているカジノもあるため、カジノでプレイする前に、しかるべきライセンスを取得しているか確認しましょう。

ライセンスの確認方法

  1. 公式サイトのトップページの最下部を確認してください。ライセンスのロゴマークが表示されています。
  2. ライセンスのロゴが見つかったらクリックし、「Status:LICENSED」「Operating Status:VALID」Verified」などと記載されていれば安心です。

海外にサーバーを置いているか

日本でカジノを経営することは違法です。ドリームカジノの逮捕事件では、海外からカジノライセンスを取得していながら、実質的には日本で運営されていたことが逮捕につながりました。日本で法に反する形で経営されているカジノはインカジや闇カジノと呼ばれ、ここでプレイすることは完全に違法行為にあたります。

身元が特定されないようにする

オンラインカジノで使用しているユーザー名から、ブログやSNSが突き止められ、本人が特定される可能性があります。プレイしている事実やプレイ内容を公開しないのが一番です。ブログやSNS投稿も避けることが推奨されます。

日本語サポートが存在するか

カジノ側に日本語サポートが存在する場合、何らかの問題が発生したときに頼りになります。日本語サポートがあるカジノには、日本人スタッフが働いている可能性が高く、問題が起こらないように常にマーケットを把握しており、何かあったときにも日本人プレイヤーの力になってくれます。私たちが紹介している『オンラインカジノを参考にしてください。

入金・出金は問題ないか

オンカジをプレイする上で切っても切れないのが入金と出金です。カジノゲームをプレイするには何らかの方法で入金し、ゲームに勝利すれば勝利金を出金します。これらの処理に時間がかかるカジノや出金拒否を行っているカジノは信頼できません。プレイヤーからの評判が高いカジノや最新カジノでは、まず少額で入出金を試すのが良いでしょう。悪質なカジノも存在するので注意が必要です。

オンラインカジノの法律に関するよくある質問

Q1. ベラジョンは違法?

ベラジョンは違法ではありません。ベラジョンカジノを運営する会社 Breckenridge Curacao B.V は、キュラソーライセンスを取得し合法的にカジノを運営しています。

Q2.カジノ7スピンに適応される法律は?

カジノ7スピンなどのオンラインカジノが違法か合法かは、そのオンラインカジノがギャンブルを合法とする国からカジノを運営するための運営許可(カジノライセンス)を入手しているかどうかによります。カジノ7スピンはキュラソーライセンスを取得しているため、運営にはキュラソー政府の法律が適応されます

Q3. カジノは風営法違反?

カジノは、パチンコ店とは違い、風営法によって規制されているため、店舗型カジノを日本で経営することは風営法違反になります。日本にカジノがない理由は、風営法により4号店の営業許可が下りないためです。

Q4. オンラインカジノは店舗型カジノよりも安全?

オンラインカジノは店舗型カジノ(インカジ)より安全と言えます。日本国内のインカジは完全に違法であるのに対し、海外を拠点とするオンラインカジノのほとんどはRTPを公表し、各国政府が発行しているライセンスに準拠し合法的に運営されています。オンラインカジノの中にはライセンス不所持で運営している危険なカジノもあるので、優良カジノを選ぶことが重要です。

Q5. オンラインカジノはグレーゾーン?

現状、オンラインカジノはグレーゾーンと言わざるを得ません。ライセンスに則って運営しているオンラインカジノ自体は合法カジノですが、それらオンカジに日本人が日本から接続して賭博行為を行うことは犯罪だと明記されています。しかしながら、胴元(海外の合法オンラインカジノ)を罰する法律が整備されておらず、これまでに逮捕されたオンカジプレイヤーも、最終的には不起訴となっています。これらの事例からして、オンラインカジノは完全に違法とは言えないものの、合法とも言い切れないグレーゾーンと言えるでしょう。

オンラインカジノを楽しむ際には、信頼性の高いライセンスを取得しているカジノを選び、身元が特定されないよう注意しながらプレイすることが重要です。また、日本語サポートがあるカジノを選ぶことで、問題が発生した場合でも安心して対応できます。安全に楽しむための知識を身につけて、オンラインカジノを満喫しましょう。